今回は各ページにSEO情報を設定する方法について解説します。SEOとは、Googleなどの検索結果で上位に表示するための方法のこと。SEOをしておくと、HPをたくさん見てもらったり、ECサイトで売上を上げることにもつながります。ぜひ設定しておきましょう。
なお本記事では、SEO対策用のプラグイン「All in One SEO Pack」を使って解説していきます。事前にインストール・有効化しておいてくださいね。「All in One SEO Pack」のインストール方法については本連載の第13回の記事で解説しています。
SEO(メタ情報)が大事な理由
今回はSEOの中でも、各ページのメタ情報を設定する方法について解説します。メタ情報とは、下記の3つの情報のことです。
- meta title
- ページのタイトル
- meta description
- ページの説明文。要約のこと。
- meta keywords
- ページを表す、代表的なキーワード。
試しに、「New Standard」をGoogleで検索してみましょう。下のように表示されたでしょうか。
タイトル(meta title)と説明文(meta description)、2つのメタ情報が表示されていることがわかります。ユーザーは、ここに表示されているタイトルや説明文を見て、HPを訪問するかどうかを決めています。魅力的なメタ情報を設定しておくことで、たくさんのユーザーに訪問してもらえることになります。
さらに、keywordsを含む3つのメタ情報を正しく設定しておくことで、検索結果で上位に表示されることにも効果があります。メタ情報が大事な理由、おわかりいただけたでしょうか?
SEO(メタ情報)を設定する方法
それでは、各ページにメタ情報を設定していきましょう。トップページと個別ページで手順が違うので、別々にご紹介していきます。
トップページ
まずはトップページから。WordPressの管理画面をひらいたら、画面左上の「All in One SEO」をクリックしてください。
「All in One SEO Pack」の設定画面が表示されます。画面を下にスクロールすると、「Home Page Settings」欄がありますね。
ここに、トップページに設定するメタ情報を入力していきます。
ホームタイトル: | HPトップのタイトル(title)を入力します。 |
---|---|
ホーム詳細(Description): | トップページの説明文(description)を入力します。 |
ホームキーワード(コンマで区切る): | トップページのキーワード(keywords)を入力します。 |
入力できたら、画面の一番上(もしくは一番下)にある「設定を更新」ボタンをクリックします。これで、トップページのメタ情報の設定が完了です。
参考:当サイトの設定
title
New Standard│WordPressテーマのニュースタンダード
description
New Standard(ニュースタンダード)はHTMLやCSSを一切使わず、ドラッグ&ドロップのみで自由なコンテンツ制作やデザインを実現する、初心者向けのシンプルで美しい日本語WordPressテンプレートです。
keyword
New Standard,ニュースタンダード,WordPressテーマ,WordPressテンプレート
個別ページ
次は、個別ページへのメタ情報の設定手順です。個別ページには投稿と固定ページの2種類がありますが、メタ情報の設定手順は同じです。ここでは、新規に記事を投稿する手順に沿って、メタ情報の設定方法を見ていきましょう。
なお、投稿の追加方法についてはこちらの記事で、投稿と固定ページの違いについてはこちらの記事で解説しています。
手順を見ていきましょう。はじめに、管理画面の左側にある「投稿」から「新規追加」をクリックしてください。
投稿の新規追加ページが表示されました。
本文入力欄の下に、「All in One SEO Pack」の入力欄がありますね。
追加する投稿のメタ情報を、ここに入力していきましょう。
Title | 記事投稿のタイトル(title)を入力します。 |
---|---|
Description | 記事投稿の説明文(description)を入力します。 |
keywords (comma separated) | 記事投稿のキーワード(keywords)を入力します。 |
上の情報を入力したら、「下書きとして保存」や「公開」ボタンを押して保存。これで、新規投稿へのメタ情報の設定が完了です。投稿を編集する場合や固定ページの場合も、同じ手順で設定していってください。
あとがき
SEOには、メタ情報の設定以外にもやっておいた方がいいことがあります。メタ情報の設定に慣れてきたら、ぜひ他のSEO対策にも取り組んでみてください。